魅惑のバリ島 Indonesia Bali


 

1−b.言葉の問題

 

言葉の問題


生活のために日本語を勉強する人も多い

  よく聞かれる話、そして、よく言われる話が言葉の問題。インドネシア語はもちろん、英語もできないから・・・。と。確かに、この手の質問をしてくる方でインドネシア語がぺらぺらという人はいないかもしれない。でも、英語が全くという人はいないはずだ・・・。仮に、英語が全くだとしても、わたしは大きな問題にはならないと思っている。 ちなみに私も満足なインドネシア語すら満足な英語もできない。

 インドネシア語はアルファベット26文字で表現でき、読み方もローマ字読みに近い。ただ、確かに発音と意味は日本語にも英語にもほど遠いものが多い。でも、仮に数字が理解できると意思の疎通は大幅に拡大する。まずはサトゥ、ドゥア、ティガ、ウンパット、リマ、ウナム、トゥジュ、ドゥラパン、スンビラン、スプルから初めてはいかがだろうか・・・。

 言葉が通じなくて困るパターンを考えると、何かこちらから要求するパターンではないのだろうか?基本的な情報は、ガイドブックやネットで入手できるので、その辺の手順をマスターしておけばいいだけだと思う。ほんとに心配ならJALで行けば、デンパーサールの空港に着くまでは日本語が通じる。入国書類も事前に記入することを下調べできるし、機内で質問もできる。入国審査のところで仮に何か聞かれても、言葉判らないふりをしていれば、特に問題ない限り何もない。入国のビザ代を払い、必要な書類を提示すれば・・・。そして、送迎を手配してあれば、空港の外には名前を掲げて係の人が待っていてくれる。これらの人たちはほとんど日本語通じるし、ホテルも、日本語OKのホテルなら24時間とはいかなくてもほとんどの時間で日本語が通じる・・・。そこで、日本語ガイドのチャーター車を頼めば1日せいぜい100ドル、安ければ30ドルくらいでも1日中付き合ってもらえる。そして、帰りも同じ、空港まではガイドがいれば言葉の問題もなく、JALならカウンターも日本語・・・。と、まあ、わずかな費用で言葉の問題は解消する。

 ただ、これでは正直なところあまりおもしろくない。いわれるままなので、1度行けば充分の観光地になってしまう。バリの魅力はどちらかというとショッピングといっても過言ではない。物価も安い。ただ、中にはゆっくりくつろぐ目的の人もいるだろう・・・。ここでは、ショッピングの話をすると、値札の出ているところは基本的にはそのままだが、そうでないところは交渉だ・・・。確かに、こちらも欲しくてしょうがらないが、そこはグッと我慢。相手も売りたくて商売しているので、売り物を眺めていれば自然と向こうから値段を言ってくる。さあ、そこまで持ち込めば、もう、あなたは日本語だけで充分。相手は英語や電卓などを使い値段を提示してくる。あなたは欲しいものを指さして値段を聞けばいいだけ・・・・。

 観光客相手のお店はまあこんな感じであるが、現地のローカル相手のお店の場合、ほとんどの場合、バリ人は親密的で、それなりの価格を提示してくれることが多い。


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